【学力・成績を上げる方法1】記憶力を高める事で成績はあがる!
勉強しても、なかなか成績が上がらない。
勉強したことが、形として表せない。
という人は、勉強方法が、自分に合っていないので、
自分に合った勉強方法を見つけよう。
という事を、勉強しても成績が上がらない原因は?で書きました。
では、勉強の中で、自分はどのような事が苦手なのか、
考えてみましょう。
テストや試験は、結局は、暗記をすることに始まり、
どれだけ覚えているか覚えたことを適切に引き出せるか。
という事で、結果が現れると思います。
地理や歴史は、暗記していないと、どうしようもありません。
英語の単語も、国語の漢字もみな、暗記です。
数学も方程式を覚えていないと、問題が解けません。
そして、それらの事が、解答用紙を目の前にしたときに、
出てこなければ、せっかく覚えても意味がありません。
要するに、すべての学科において暗記する力、
つまり記憶力が必要だという事になります。
では成績を上げる為にかからない暗記ですが、
一口に、記憶と言っても、様々な要素が含まれています。
記憶が、学習効果てして生かされるためには、
三つのステップが、必要とされます。
まず一つ目は、「記銘」です。
記銘とは、何らかの刺激を受けて、情報を記憶することです。
記銘には、「視覚的記銘」「聴覚的記銘」「触覚的記銘」があります。
見て覚えるのか、耳から聞いて覚えるのか、触って覚えるのかです。
英語の教材は、よく耳から聞いて覚えるものが、効果がある。
とされています。
二つ目は、「保持」です。
保持とは、持ち続けること。
心理学では、一度記憶したことが潜在的に残っていることを意味し、
勉強においては、一度覚えたことを、忘れないように保っておくことです。
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三つ目は、「想起」です。
想起とは、思い出すことです。
せっかく覚えた学習内容が、いざという時に、出てこなければ意味がありません。
勉強において、想起とは、覚えたことを、適時に発揮させることです。
これら三つの事が、うまく出来てこそ、勉強したことの暗記が、
上手くいったことになります。
自分の、暗記の仕方の中で、どの部分が弱いのか、
考えてみてください。
もし、「記銘」が弱いのであれば、ただ覚えるのではなく、
意味も考えながら、覚える工夫をしてみましょう。
「保持」か、弱いのであれば、記憶した内容を忘れないように復習に力を入れた
勉強の方法を工夫します。
「想起」が、弱いのであれば、問題をたくさんして、すぐに覚えた内容が、
出てくるように。訓練します。
自分の暗記の弱点を、考えてみましょう。